家を新築する場合、とても重要な「基礎工事」です。
内容を把握することは難しいですが、
一生に何回もない家づくりだからこそ
事前に知識が必要となり妥協してはいけない
ポイントでもあります。
今回はべた基礎で施工をしております。
基礎配筋には設計強度を出すためそれに沿った配筋が必要です。
今回は第三者機関のJIO(日本住宅保証機構)へ検査を実施しております。
チェックポイントとして
図面通り鉄筋の太さが有るか?
網目の幅、かぶりの厚さ、鉄筋の定着長さの確認
防湿シートの破れ、すきまの確認
捨てコン厚さの確認等を行います。
型枠設置
コンクリートが外周に流れ出さないように
基礎の外周に型枠を組み立ててます。
アンカーボルト設置
基礎の上に載る土台を結びつなぎ止める役割です。
アンカーボルトに偏りがないか?間隔等をチェック
します。
生コン打設
基礎立ち上がりの部分にコンクリートが隅々に流し込まれるように
バイブレーターという棒状の機械で生コン内に振動を与え
気泡を出してコンクリート強度を高めます。
仕上げにレベラーと呼ばれる専用のモルタルを
基礎の天端に流し込み水平になる様に施工します。
養生・型枠バラシ
基礎を長持ちさせるために一定期間養生をします。
工期の問題でこの期間を短縮することは
良くありません。
通常5日間、夏場の気温の高いときは3日間
養生します。
仕上がり
このようなきれいな基礎が出来上がります。
どんな建物が載っても安心です。
是非、基礎工事の間に現場を見学することを
お勧めします。